エネルギーコストの見直し 新川地区のリフォーム屋
昨今の物価高騰や燃料費の上昇により、多くの方がエネルギーコストの見直しを考えている方も多いのではないでしょうか?
特に、省エネ関連の補助金が多いこともあり、オール電化やソーラー発電システムの導入を検討している方も多いことでしょう。しかし、これらのシステムを導入する際には、長期的なライフサイクルコストも考慮する必要があります。
まず、オール電化についてです。オール電化は、とにかく、火を使わないので、ご高齢の方だけの世帯では、ご本人様だけでなく、そのご家族にとっても安心・安全なの間違いないです。圧倒的です。ぶっちぎりです。しかし、燃料費の削減につながるかというと、家族構成にもよるというのが正直なところです。
オール電化用の契約プランを、昼間の電気料金は高く、夜の電気料金は安いプランで契約される方が多いです。しかし、家族構成が、学生さんや高齢者を多く含む家庭では、夏休みや冬休みには、子供が昼間にお家にいるので、エアコンの使用量が爆上がりです。これなら、オール電化せずに、子供さんには、長期休み中は、プールか図書館に行って、夕方まで帰ってくるな、高齢者には毎日デイサービスに行ってくれと言った方が、圧倒的にコストがかからないですが、そんな訳にもいきませんよね。しかも、電化した設備は、ガス、灯油を使用する設備より高額な場合が多く、交換サイクルが短い可能性が高いです。リフォームでオール電化にする場合は、そこそこ初期費用もかかりますし、交換費用も高く、ライフサイクルも短いとなると、個別に厳密にシュミレーションしてみないとわかりませんが、長期的に考えるとコストの見直しに本当につながるのか疑わしい部分があります。
次に、ソーラー発電システムについてです。ソーラーパネルの導入は、設置費用、メンテナンス費用もそこそこかかるため、長期的なコストを考えると、必ずしも家計簿レベルでのコスト削減にはつながらないことがあります。例えば、現役世代の夫婦や学生が家族の大半を占める世帯では、発電量の多い昼間は不在で電気を使わないため、何かしらの蓄電するシステムが必要です。ソーラーパネルの設置費用に約200万円から300万円程度かかった上に、蓄電池等の設置費用にも100万円から300万円程度かかりますが、それぞれ寿命がありますので、ソーラーパネルで20年~30年、蓄電池で10年~15年で交換が必要となります。交換には、処分費も必要なので、最初の設置時以上にコストがかかります。30年くらいのライフスパンで考えると、月々の電気代が安くなる以上に、トータルコストは高くなる可能性が高いです。ましてや、ここ北陸地方では、冬季の発電量は少ない上に、寒さにより蓄電池の寿命も、実際にはメーカー発表よりも短くなっているのではないかという話さえあります。
もし20年くらいのリフォームローンで、他のリフォームと合わせて、これらの機器を導入した場合、さまざまな補助金を使った上でも、導入費用に+200万円くらいかかると仮定すると、月々の返済額には、1万円ほどの差が生まれます。これだけでも、導入しない場合と比較して、本当にエネルギーコストの低減に繋がっているのか考えてみるのもいいかもしれません。
弊社なら、電気屋さんでもなく、水道屋さん、ガス屋さんでもない、設計士ならではのフラットな視点で、お客様に最適な省エネ・省コストプランをご提案ができます。
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